2008年02月15日

ローケツ染の特徴

ローケツ染の特徴

1 模様の輪郭がない。
  糸目糊のように細い線を表現しにくいので、原則として輪郭線の糸目がない。

2 半防染の部分がある。
  描くロウの厚さによって染料液の浸透度に差が出来るため、
  白く防染された所と様々の濃さに混色された所が混在して味の
  深い模様が表現される。

3 地紋起こしに向いている。
  綸子などの地紋のある生地の地柄部分のみを染めるのが容易です。

4 模様は、表面より裏面の方が、輪郭、防染性共に良くハッキリしている。

5 特有の亀裂がある。
  ローケツ染めは、ロウの亀裂を模様の中に入れる物が多い。
  亀裂は他の染色法でも作る事は出来るが、ローケツ染めは
  他の染色にない独特の風合いがあります。

ローケツ染の特徴

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Posted by yokoyoko at 11:47