2008年02月20日

ローケツ染の種類 Ⅰ

ローケツ染の種類 Ⅰ

ローケツ染めは使用する蝋の種類も多く、これらを配合使用する事によって、亀裂染や半防染、
関出し方など自由に蝋纈の持ち味を発揮できるのと、揮発油による脱蝋法が容易になったため、
手描染めの一分野を完全に占めるに至っています。

ロウ描き染め
 生地にロウを筆や刷毛で模様を描き防染する。繊細な線は特にロウを管筆に入れて暖めて描く。
 次に染料で色挿しし、多彩なロウ描き染めをする。

巻きロウ染め
 ロウを細かく、もみ砕いた物を湿らせた生地の上に巻き、裏面から蒸気を当てて布に密着させて防染する。
 吹雪柄を染めるのに用いる。

タタキロウ染め
 ロウ液の入った竹筒の先に竹ブラシをつけて生地にたたきつけるようにしてロウ液を付着させ防染する。
 強くたたけば大きな吹雪柄に、弱くたたけば細い吹雪柄になる。

ローケツ染の種類 Ⅰ
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Posted by yokoyoko at 11:20